奈良の田舎のコシヒカリ生産者

会社員をしながら田舎生活、農業を楽しむ。

食味検査 お米 

知ってますか?

お米作りの現状を知ってますか?

お米を作りながら、自分の田んぼで収穫したお米が手元に戻ってこないことを。

綺麗なお米にするために、必要以上に農薬を使われていることを。

耕作放棄地になってしまうと、元の水田に戻すにはかなり手間がかかることを。

少子高齢化で、後継者が不足していることを。

販売価格が低いため、農業機械の償却が出来ていないことを。

 

こだわりを持って作っても・・・

こだわりを持って作っても、こだわりのない他の人たちと同じように価格を決められて販売されています。

違う作り方をしても、その結果がなかなか残せないのが現状です。

この現状を打破しようと思えば、全てを自分たちで処理して、販売するしかないのです。現にそうした物流を持っている農家さんもおられます。

でもハードルが高すぎて、なかなか手を出せずにいます。

 

違う方法を取り入れてみる

個人でネット販売を始めてみるのもいいかな?なんて軽く考えています。考えるばかりでは、なんの前進もないのでとにかく何でもいいからやってみようと思っています。

友人たちは営農組合を作って、手広く米作りを始めていて、販売の方もスーパーと直接取引を進めているようです。

また うるち米の生産だけでなく、酒米の生産販売も始めています。

 

美味しいことを知ってもらう

自分たちの作った米が美味しいのを知ってもらおうと、販売していただいているスーパーで試食販売も実施しているそうです。

米の食味検査をしてもらえる施設があり、毎年米の収穫シーズンには必ずお世話になっています。この装置でそれぞれのお米の食味値を数値化してもらい点数で評価してもらっています。 この評価の点数が美味しさの評価になります。

 

美味しさの裏付け

この点数の評価基準はすでに世界基準となっているため、これをもとに美味しさの裏付けが取れた証になります。

お米のコンクール世界大会では機械検査の後、人による食味検査がされているそうです。